ミラノ

2002年2月24日
朝、三条駅発のバスで関空へ。
でかい・・・巨大すぎ。
空調の授業で断面図は見た事あったけど。

で、初めてのくせになぜかうまく事が運ぶ。
チェックイン、両替え、乗り込みもすんなり。
というか誰かがやってるのをマネすれば良いだけだから大した事ないと言えばないのだが・・・初の海外、独りで不安だらけだったのだ。

ともかく、離陸。
・・・Gがかかる。とっさにF=maなる公式を思い浮かべるあたり理系人間。

で、緊張してたお陰か、機内食とかは普通にトラブル無し。俺らしくないけど。

しかし実はこの間、大きな問題が。離陸時の加速でなんとなく変だと気付いたけど、リクライニングのボタンを押してないのに椅子が倒れて行くのだ。故障。おいおい。
リラックスしたいのにリラックスすると必要以上に倒れて行く椅子。
後ろの人の視線を後頭部に感じつつ「俺はボタンを押してないのに椅子が倒れてしまうのだ。悪いのはこの椅子です」無言アピールを決行。
一応スチュワーデスにも訴えたが、空き席がないし、今は直せないので我慢してくれとのこと。
・・・かわいかったので許す俺。だめか?

しかし12時間は普通に長い。
ジェット気流恐るべし。
暇。なのでミラノのホテルの位置確認を・・・地図アバウトすぎ。分かるかってーの。
イタリア語の勉強も少しするが・・・さっぱりなので諦めて寝る。

ミラノ着。寒い。
バスで市内へ向かう。

中央駅着、ということだが位置関係がさっぱり分からんので歩いてるイタリア人にホテルのある通りを尋ねる(英語)。
で、分かったような分からんような会話の後、一人になって地図を見ると黄色いタンが!
なんで?なんで?理由が分からず混乱する俺。
とりあえずその場を離れたい一心で急いで去る。
周りのイタリア人みんなが俺を狙っているかのような錯覚さえ覚える。
とりあえずホテルへ着きたい、安全な部屋へ行きたい。

・・・が、道に迷う俺。やばい。
もう歩いてる人に声をかける気にはなれない。
大きめのホテルへ。英語の話せるフロントがいるはず。
で、道を聞く。焦って歩いたお陰で道を一本間違えてたのだ。あっさり理解。
で、今通ってきた道を歩く。普通に恐怖感。
早くもブルーモード全開。

なんとかホテル着。
部屋でシャワーを浴びて冷静に分析してみる。
俺にタンを吐く理由があったのか?と。

で、英語で喋ることが気に入らんかったのかも、という一応の結論に。
それにしたって旅人に優しくない街だ。印象最悪。

こうして俺の旅行第一日目は最悪のスタートとなった。

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