ヴェネツィア

2002年2月25日
朝は空き瓶回収車のガコンガコンという騒音で6時頃目を覚ます。
なんなんだ・・・まじで(後で珍しくない事を知るが)。
ブルーモード再開。

そして前日はいていたジーンズを見て唖然。
こっちにもタンが。しかも二か所。
まじでヘコむ。

とりあえず乾いてたので部屋のタオルで拭く、というか削る。はあああ・・・。

気分をとりなおして朝飯。
日本人けっこういる。ちょっと安心。
で、おいしい。
これだけで気分回復。単純。
だっておいしかったんだもん。

・・・が、続かない。
部屋に戻ってジーンズを再確認してて、もしや、と思ってコートを確認。
・・・予想通り。やられてた。
はああああああああ。
なんなんだこの国は!?

で、またも削りながら考える。
これだけの人間にタンを吐かれることをやったのか?と。
思い付いたのは一つ。
空港から駅までのバスに乗るとき、切符を持ってた俺は運転手から切符を買ってる人を3人ほど追い抜いて乗車したのだ。さっ、という感じで。
それしかない。
バスを降りてからやられたのだろう・・・にしてもそこまでやらんよな、普通。
やっぱりこの街は印象悪い。

さっさと(逃げるように)ミラノ駅へ行って
ユーレイルパスを有効にしてもらってヴェネツィアへ向かう。

景色綺麗。良い。
約3時間快適。

そしてヴェネツィア着。とりあえずインフォメーションへ。
ボックス前で声かけられる。宿探しか?と。
イエス、と言うと宿の条件をとうとうと語られる。
まあ悪くもなかったので行ってみることに。
って話してたより遠いやん。この時点でダメモード。

で、鞄のチャックが開いたままで話に聞き入っていたことに気付く。危ねえ。
ボックス前を離れようとしたら駅員っぽい人にも声かけられて、「武士道」の読み方を聞かれて「イッツ、ブシドー・・・なんたらかんたら」って調子に乗って話し込んでたし。後ろから手突っ込まれてても気付かんかったかもしれん。みんなグルっていうこともあるわけだし・・・。
一応中身を確認。大丈夫だったけど。

フロントの前に日本人発見。
で、彼で最後だったらしい。他の部屋はダブルで、一晩60ユーロとか言われる。
値切ってもムリ。
さようなら。

駅前通りに戻って自分の足で探す。
一軒目60ユーロを値切って50ユーロ(3つ星)。
あっさりオッケーだったのでもっといけたのかもしれん。くう。
ミラノでゆっくり出来んかった事もあって、ヴェネツィアでは早く宿を決めたかったのであっさり決定。
しかもダブル(必要ないっつーの)。広い。
まあでも一日中緊張してる(言葉の問題、犯罪の問題)ので宿くらい落ち着けないと、というのがこの日から俺の旅の決まり事になった。

とりあえず街を歩く。
ペットのミネラルウォーターが観光客の行くところでは0.8ユーロぐらいなのに、裏の裏のパン屋(その後二度と辿り着けなかった・・・)では0.3ユーロで売ってた。
その差約60円。すげえ。

まあともかく、この街はちょっと歩くだけで楽しい。
おそろしく入り組んだ路地、いきなり開ける広場、あちこちにあるセンスの良いお土産屋さん・・・眺めて歩くと楽しい。
道なんて分からなくてもあちこちに主要な場所への案内版、落書き(?)が書いてあるし、迷っても良いのだ。

駅、サンマルコ広場を右往左往しながら往復してこの日は終了。
宿で翌日の計画を寝る、もとい練る。

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