それから

2002年8月4日
寮に帰るとロビーに何人かいてくれて、
話し込む。
みんなええ奴や・・・。
朝5時くらいまで励ましたりしてくれた。
で、Mがいるうちにもう一度会え、と言われる。

時間をおくとかそんな約束より、
自分の譲れない想いを伝えきる事が大切だと。

その通り。
俺は逃げてたのだ。
昔と同じ。結局後で後悔する。
成長しない、変わらないのは嫌で、
シャワーを浴びて、三ノ宮へ向かう。
ホテルへ。朝7時。

待つこと2時間半、ようやくMが出てくる。
「なんでいるの?」
まず昨日の飲み過ぎを謝り、
時間をおくと言っておいての約束違反を謝り、
それでも会って伝えなければ、という俺の気持ちを改めて伝える。

けどMの心は動かない。頑固な子だし。
「○○の気持ちはよく分かったよ。
○○は精一杯の努力をしたと思って」
と言われる。

俺は泥臭くても本気で気持ちをぶつければ何かが変わるかもしれない、変えてやる、と思ってた。
でも現実は違う。
そしてその現実に諦めてしまう弱い俺がいる。
もう最悪。


逃げるように別れて京都へ向かう。
大学時代のクラブの同期Nと色々話す(昨日昼間に電話してた)。
奴とは同郷で、価値観も似てる。分身みたい(女だけど)。

その話の中で発見(?)事。
1、Mにとっては時間をおこうが別れようが同じで、要は俺の気持ち次第。
2、Mの前進思考は、俺の思い出に影響を受けやすい感傷思考(?)とは決定的に合わないものであること。もちろんMのそれは俺にはないもので、だからこそ惹かれたのだけど。

特に2は俺にとって大事な事で、
例えば街中を歩くとき。
俺は二人で歩いた記憶を思い出して苦しくなってしまう。
けどMは彼女の住む街を歩いていて、
二人の記憶を思い出さない事はないにしても、
俺の感じる苦しさとはレベルが違うと思われるのだ。
これは結構大事なこと。

Mは「俺と別れても辛く感じない」と言った。
気持ちが冷めてる、というのもだろうけど、
こういう事もあると思うのだ。

1を考えると・・・
変な期待を持ったまま、時間を過ごさなければならないのは考えるだけでも辛い。
別れる事にした。

電話する。
聞きなれた声。
確認するとやっぱりMにとって時間をおくのも別れるのも同じことらしい。
戻ってくれるかも、なんて期待を持って待つ時間は考えるだけでも苦しくて辛い。
別れて欲しい、と伝える。
「それでいいの?」はないんじゃない?
勘弁して欲しい。なんで女って生き物は・・・。
前の彼女と同じだ。なんで最後の最後にそういうことを言うか分からない。
「傷つけてごめんね」と謝られる。
謝って欲しくなんてない。
最後にありがとう、と言って電話を切る。
もう途中から泣きっぱなし。
鴨川べりで。

電話終わってNと合流。
下鴨神社で縁結びのおみくじを引く。
大吉。
ふざけんなよ。神様出て来いよ、いう感じ。


ともかく終わりました。
これからしばらく女の人を信じたりできなくなると思う。
長い間Mを引きずってしまいそう。

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