朝7時、金沢着。
想像通り寒い。
久しぶりの日本海側の冬の寒さだ(正月は実家に帰ってなかったし)。

金沢駅構内で時間つぶし。
朝ご飯食べたり、マクドで本読んだり。
で、クラブ同期のTに電話。
彼は昨日のお通夜から来てるらしい。
で、今はホテルで他のOBみんなと一緒にいるとのこと。

俺も葬儀の行われるM市へ向かう。
再びTに電話すると、駅近くのホテルらしくて、そっちからみんなでタクシーに分乗して葬儀場に行くらしい。
ということでホテルで合流&着替え。
結構沢山の先輩、後輩が来てる。
挨拶もそこそこに、部屋を借りて着替えさしてもらって慌ただしく葬儀場へ。

しかし(何が逆説なのか分からんけど)感じたけど葬儀屋って商売は特殊すぎだよ。
普通、死って日常から一番遠いところにあるモノなのに、
それが彼らの仕事で、日常。

普通の生活(朝起きて学校なり会社に行って、ご飯を食べて、帰ってきて寝る)を送る限り、
そりゃもちろん寝たきりの老人がいるとかじゃ話は別だけど、
ありきたりなドラマに登場するような核家族に「死」が意識されること、透けて見えることはほとんどない。

でも葬儀屋にはそれが日常なわけで。
実は「死」ってそれくらい近いところ、紙一重なところにあるんじゃなかろうか・・・なんて思いながら式の始まるのを待つ。

そして会場に順に入っていき、葬儀が始まる。


もっと冷静でいられると思ってた。
けど泣きまくってしまってた。

悲しみ、思い出、感謝、後悔、決意・・・色んな考え、感情が出てきたような気がするけど、よく覚えていない。
ただ、焼香、献花でDさんの傍に行く時は涙が止まらなかった。

でも最後の献花のときには
「ありがとうございました」って言えて良かった。

行って良かった。



今日は改めて教えて頂きました。
生の儚さ。

でもその儚い命の中で、
Dさんは色々な思い出を沢山の人に残してくれました。
お通夜、葬儀にあれだけの人が集まったんです。
Dさんは謙遜されるでしょうけど、すごい人徳ですよ。

そう、今日思ったんですけど、
私ももっと周りの人を大切にしようと思います。
この世に生を受け、縁あって知り合った人たちを。

Dさんに出会えて良かったです。
本当にありがとうございました。

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