雑感

2004年6月8日 日常
うちの現場で飲んでる職人の話って正直シンドイ。
飲んだ時の話のレベルが低すぎて、聞いてるだけでツライものがある。

他人をして「話のレベルが低い」とはよく言えたものだと思うが、自分を棚に上げまくっても思ってしまうのだ。
「アンタらねぇ・・・恥ずかしくないの?」と。

夕方6時前から始まる毎日の宴会。
9割がた女の話ばっかし。
しかも水商売、キャバクラの女の話ばっかし。
お気に入りの店があって、彼らはそこの常連(週に1回は必ず)なのだ。

「この間、○○が電話してきてよぉ〜」
って客商売相手の女に相手にしてもらってなにが嬉しいの?

「俺は○○みたいな性格の女が良いんだよなぁ〜」
源氏名しか知らん女の何を知ってんの?

「女ってさぁ、結局××だよなぁ」
お前らの価値観を一般化すんな。

・・・隣の部屋に聞こえてくるだけでもかなりサムイ。
毎回、何万もの金を払って相手してもらって、何が残る?
いい歳した(35〜50)オッサンなのに。

別にキャバクラ話だけでなくて、
他の話題、言葉、態度とかに年齢の分だけの年の功というか、
そういうものが感じられない。
ワガママだし、すぐに喧嘩口調だし。
言葉は悪いが、悲惨。

そういうオヤジにならないために、なんでだ?と理由を考えてると、どうも感じるのが
「何かを諦めてる」オーラ。
あるいは
「何かを諦めてきた」オーラ。

彼らにどうしてその仕事を始めたのか、続けてきたのか尋ねても、
きっとポジティブな答えは返ってこないのではないかと思う。
「こういう仕事を通して、○○なことをしたかった」とか、
「どうしてもこの仕事じゃないとダメだ、と思った」とか。
きっと彼らの口からは出てこないと思う。

たぶん。

人生で何をしたいとか、どういう人間になりたいとか、まじめに考えたことあるんだろうか(めちゃめちゃ失礼やな)。
そしてそれに向けて努力したことは?
何かを変えようとしたことは?

例えば日当制の給料に関して、「お前らサラリーマンは休んでも金貰えるし良いよな」とか言う。
だったら職人なんて辞めてリーマンになってれば良かったのだ。
あんたたちの頃は今の就職難の時代とは違ったはずだ。
バブルの狂った時代には甘い汁も吸ってたくせに(それこそ凄い額が払われてたらしい)、状況が変わったからって文句を言うな。

自分で選んで、歩いてきた道に誇りは持てんのか?

俺はそんなオヤジにはなりたくない。

その時その時、自分で選んだ選択肢の中で、よりベターな存在に近づく努力を続けたい。
その経緯こそが自分に自信、誇りを与えてくれるものだと思うから。

・・・なんて思いつつ彼らを見下してしまう俺。
あんま誉められた姿勢ではないわな。
でも負けるな俺。

信念無き迎合は無意味だ。

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