朝ご飯は前日同様にうまい。満足。
宿に荷物を預けて再び散策。

水上バスに乗る。
風が気持ち良い・・・けど寒い。息白いし。
お店への仕出しか、いろんな食材を乗せた船とかいっぱい。
水路は生活の一部なのだな、と改めて実感してやっぱり不思議になる。
漁村として発生したのは良いとしても、
そこから一都市にまで成長するのはどうも解せない、というか・・・だって不便やん。明らかに。
車はともかくとして、馬車も無理。
なんでこの街に人が集まったのか正直分からない。

考えつつ初日に行ったサンマルコ寺院へ。
朝は中がライトアップされてるのか、初日に入った時とは別物に見える。
天井画ゴージャス。
お金を払って奥へ。ゴージャス。
上へ。
天井画が近くに見えて初めて気付く。
全てタイル画なのだ。
・・・震えるほど感動。
神に捧げる仕事、その凄まじさに。

グッゲンハイム美術館へ。
こっちはモダンアート。グッゲンハイムさんって偉大だわ。中庭にお墓があってちょっと驚いた。

そして夜には深夜特急でウィーンへ・・・。


・・・なんて順調な旅そうだが、
おそろしく緊張しまくってた。
初めての外国で一人でいること、言葉、食事・・・それらが俺に何のストレスも与えてないわけがない。

一人、ということでいろんな事に気を使う。
荷物、お金、宿・・・もちろん気楽なことも多いけど。

そして言葉。町中の言葉の9割が理解できんイタリア語。
一人、という事もあって必要最小限のイタリア語と少しの英語を話すだけ。

結局、食事はお店に入ってボッタクリされることを嫌うあまり、値段の書いてあるピザやパンのテイクアウト&露店で買ったバナナ。だけ。

ウィーンへ向かう前、二時間くらい夜の駅で過ごす事になったけど、やっぱり普通に浮浪者とかいるし、荷物用のカートを押しつつ何か歌いながらこっちをじろじろ見てるし・・・正直恐かった。

まだヴェネツィアは精神的に浮かれていただけましだった。
この日すでに徴候があったが、ウィーンで俺は完全に沈む事になるのである・・・。
時差ボケがうまく解消できず、3時頃に目が覚める。
原因は時差ボケだけでないこともなんとなく分かる。
緊張してるのだ。
寝てる間に部屋に誰か侵入してたら・・・なんて被害妄想も出る。
(イタリア人に対する不信感からだろう)

それはともかく朝ご飯うますぎ。
焼き立てのクロワッサンが超うまい。
そしてコーヒーもひたすらおいしい。
お互い言葉は分からんけどホテルのおばちゃんとジェスチャーで会話。
成立(気分)。
お腹いっぱい食べて満足。
Hotel Nationale。一応宣伝。

ドゥッカーレ宮殿とアカデミア博物館とコッレール博物館へ。
アカデミアは微妙。コッレールはまあまあ。

と言うかドゥッカーレ最高。すごすぎ。
ひたすら贅沢な造りだ。
贅沢というのは別に黄金キラキラ、というわけじゃなくて、
すみずみまでデザインされてる・・・らしく言えばディテールにおそろしく手間ひまかけてる、ということ。
現代ではコストでつまづいて絶対無理だろうなーと思う。
天井画とか分かりやすいとこはもちろん、
中庭に面した廊下の柱飾りとかまで一本一本違ったりして溜息もの。
(関係ないけど溜息と言えば「溜息橋」も一応渡っておいた)
いろんなことに感動。

彼女さんに手紙を書き、お土産も物色。
・・・初めはヴェネツィアガラスを使ったアクセサリーかなんかを、と思ってたけど、どれもこれも綺麗でこれはっていうのがなくて選べなかったのだ。
花瓶なら抜群に良いのがあったけど(高すぎ&でかすぎ)。

というわけで色々物色しつつ、
文房具屋さんにて綺麗なデザインの小物入れを発見。
でも上の棚には同じ形の小物入れに色鉛筆の入ったセットが。
どうせならセットが良い。
けど同じデザインのセット物はない。
一応聞いてみると5分ほどで作ってやるとの事。
まじで!?嬉しい。頼みます。
ヴェネツィアの職人技を目の前で見してもらえるのか・・・とちょっと感動してたら、
紙に型紙をあててカットしてボンドをつけて、
色鉛筆に巻いていくだけだった。
簡単やんけ・・・感動半減。
まあ良いけどね。

良いもの買えたって思ってたら、
「地球の歩き方」に文房具もお勧めのお土産、とされてた。
ベタだったのね・・・。

ヴェネツィア

2002年2月25日
朝は空き瓶回収車のガコンガコンという騒音で6時頃目を覚ます。
なんなんだ・・・まじで(後で珍しくない事を知るが)。
ブルーモード再開。

そして前日はいていたジーンズを見て唖然。
こっちにもタンが。しかも二か所。
まじでヘコむ。

とりあえず乾いてたので部屋のタオルで拭く、というか削る。はあああ・・・。

気分をとりなおして朝飯。
日本人けっこういる。ちょっと安心。
で、おいしい。
これだけで気分回復。単純。
だっておいしかったんだもん。

・・・が、続かない。
部屋に戻ってジーンズを再確認してて、もしや、と思ってコートを確認。
・・・予想通り。やられてた。
はああああああああ。
なんなんだこの国は!?

で、またも削りながら考える。
これだけの人間にタンを吐かれることをやったのか?と。
思い付いたのは一つ。
空港から駅までのバスに乗るとき、切符を持ってた俺は運転手から切符を買ってる人を3人ほど追い抜いて乗車したのだ。さっ、という感じで。
それしかない。
バスを降りてからやられたのだろう・・・にしてもそこまでやらんよな、普通。
やっぱりこの街は印象悪い。

さっさと(逃げるように)ミラノ駅へ行って
ユーレイルパスを有効にしてもらってヴェネツィアへ向かう。

景色綺麗。良い。
約3時間快適。

そしてヴェネツィア着。とりあえずインフォメーションへ。
ボックス前で声かけられる。宿探しか?と。
イエス、と言うと宿の条件をとうとうと語られる。
まあ悪くもなかったので行ってみることに。
って話してたより遠いやん。この時点でダメモード。

で、鞄のチャックが開いたままで話に聞き入っていたことに気付く。危ねえ。
ボックス前を離れようとしたら駅員っぽい人にも声かけられて、「武士道」の読み方を聞かれて「イッツ、ブシドー・・・なんたらかんたら」って調子に乗って話し込んでたし。後ろから手突っ込まれてても気付かんかったかもしれん。みんなグルっていうこともあるわけだし・・・。
一応中身を確認。大丈夫だったけど。

フロントの前に日本人発見。
で、彼で最後だったらしい。他の部屋はダブルで、一晩60ユーロとか言われる。
値切ってもムリ。
さようなら。

駅前通りに戻って自分の足で探す。
一軒目60ユーロを値切って50ユーロ(3つ星)。
あっさりオッケーだったのでもっといけたのかもしれん。くう。
ミラノでゆっくり出来んかった事もあって、ヴェネツィアでは早く宿を決めたかったのであっさり決定。
しかもダブル(必要ないっつーの)。広い。
まあでも一日中緊張してる(言葉の問題、犯罪の問題)ので宿くらい落ち着けないと、というのがこの日から俺の旅の決まり事になった。

とりあえず街を歩く。
ペットのミネラルウォーターが観光客の行くところでは0.8ユーロぐらいなのに、裏の裏のパン屋(その後二度と辿り着けなかった・・・)では0.3ユーロで売ってた。
その差約60円。すげえ。

まあともかく、この街はちょっと歩くだけで楽しい。
おそろしく入り組んだ路地、いきなり開ける広場、あちこちにあるセンスの良いお土産屋さん・・・眺めて歩くと楽しい。
道なんて分からなくてもあちこちに主要な場所への案内版、落書き(?)が書いてあるし、迷っても良いのだ。

駅、サンマルコ広場を右往左往しながら往復してこの日は終了。
宿で翌日の計画を寝る、もとい練る。

ミラノ

2002年2月24日
朝、三条駅発のバスで関空へ。
でかい・・・巨大すぎ。
空調の授業で断面図は見た事あったけど。

で、初めてのくせになぜかうまく事が運ぶ。
チェックイン、両替え、乗り込みもすんなり。
というか誰かがやってるのをマネすれば良いだけだから大した事ないと言えばないのだが・・・初の海外、独りで不安だらけだったのだ。

ともかく、離陸。
・・・Gがかかる。とっさにF=maなる公式を思い浮かべるあたり理系人間。

で、緊張してたお陰か、機内食とかは普通にトラブル無し。俺らしくないけど。

しかし実はこの間、大きな問題が。離陸時の加速でなんとなく変だと気付いたけど、リクライニングのボタンを押してないのに椅子が倒れて行くのだ。故障。おいおい。
リラックスしたいのにリラックスすると必要以上に倒れて行く椅子。
後ろの人の視線を後頭部に感じつつ「俺はボタンを押してないのに椅子が倒れてしまうのだ。悪いのはこの椅子です」無言アピールを決行。
一応スチュワーデスにも訴えたが、空き席がないし、今は直せないので我慢してくれとのこと。
・・・かわいかったので許す俺。だめか?

しかし12時間は普通に長い。
ジェット気流恐るべし。
暇。なのでミラノのホテルの位置確認を・・・地図アバウトすぎ。分かるかってーの。
イタリア語の勉強も少しするが・・・さっぱりなので諦めて寝る。

ミラノ着。寒い。
バスで市内へ向かう。

中央駅着、ということだが位置関係がさっぱり分からんので歩いてるイタリア人にホテルのある通りを尋ねる(英語)。
で、分かったような分からんような会話の後、一人になって地図を見ると黄色いタンが!
なんで?なんで?理由が分からず混乱する俺。
とりあえずその場を離れたい一心で急いで去る。
周りのイタリア人みんなが俺を狙っているかのような錯覚さえ覚える。
とりあえずホテルへ着きたい、安全な部屋へ行きたい。

・・・が、道に迷う俺。やばい。
もう歩いてる人に声をかける気にはなれない。
大きめのホテルへ。英語の話せるフロントがいるはず。
で、道を聞く。焦って歩いたお陰で道を一本間違えてたのだ。あっさり理解。
で、今通ってきた道を歩く。普通に恐怖感。
早くもブルーモード全開。

なんとかホテル着。
部屋でシャワーを浴びて冷静に分析してみる。
俺にタンを吐く理由があったのか?と。

で、英語で喋ることが気に入らんかったのかも、という一応の結論に。
それにしたって旅人に優しくない街だ。印象最悪。

こうして俺の旅行第一日目は最悪のスタートとなった。

行ってきます

2002年2月23日
むう・・・。
いくら準備してもし足りない。
英語力はせめて去年の7月上旬レベルくらいまでは戻したかったけど、
一日二日じゃ・・・やっぱり日々の鍛練が必要だな。

はー。歴史も全然できてない。あう。
飛行機の中で勉強しないと。

あと今日、ワックスを入れていくつもりで小さいプラスチックのケースを購入。
家に帰って早速ワックスを入れる。
で、しばし後・・・かなりシンナー臭い。
なんと化学反応起こしてやがった。
恐るべしルシード(エタノールって危ないのね)。


夜は実家にちょっとTEL。
元気で行ってくるよー、と伝える。
うちの親はこういう「するべきこと」みたいなのにうるさいので。
帰省の度にお土産も買わないと怒られる(姉が怒られてた。俺はそれを見てたから絶対買って帰るけど)。
まああの親あってのこの俺だな、と最近思う。

それから彼女さんへ。
とりあえず最近のすれ違い(というか勘違い)で盛り上がる。
笑えるわ。
しかしほんとなんでだったんだろう。謎。

明日空港からも一応電話します。
あ、写真持って行こう。

まあなんとかなるさ。
行ってきます!

今日の日記

2002年2月22日
昨日はバイト最終日。
ということでいつもの二割増の気合いで皿を洗って、床を磨いて、おっちゃんとおばちゃんとおしゃべり。
H君には「君のこと苦手なんだよ」光線が二割増になってたかもしれん。

バイト中、H君のことが何故にダメなのか考えてみたり。

・・・わかったのだ。
そんでいざ言葉にするとすごく簡単な事だった。
俺が苦手とする他の人に共通することも。

俺は「自分の中で許される事は他の人も許してくれる」と思い込んでる人が嫌いなのだ。

細かいとこあげるとキリがないけど、
俺は更衣室中のスノコに彼が土足で上がるのがどうしても許せんくて、ある日ついに遠慮がちに「そこ乗らんといて欲しいんだけど」って言ってしまった(ほんとに「しまった」という感じ。がまんできんくて)。
んで彼の答え「え?なんで?」
・・・彼は当然詫びれるわけもない。

理由なんてないんじゃー!
何のためにスノコがひいてあると思っとんじゃ!
・・・とむかついた、というのではない。
大げさに言って、なんか文化的なギャップを感じてしまったのだ。
こいつは違う、と。

おばちゃん二人は俺なんかより思ったことズケズケ言ってしまうから、普通じゃない彼の行動には結構「それやめて」と伝える。
けど彼は自分の理屈を言うのだ。

正直彼のいろんな行動に耐えられんかった。

はー。
彼とはもう会うことはないだろう。
でも彼みたいな人とは会うよな。不安。
結局俺は割り切るのが下手なのだ。
この人はこういう人だ、と。


まあ彼のことはともかく、
バイト後におばちゃんの家に呼ばれたので不思議がりながらも行く。
まさか襲われたり・・・と一抹の不安(嘘)。

で上がらしてもらって居間へ。
なんとおばちゃん二人から、ということで
餞別を頂いた。
ありがたく頂く。

・・・ほんとにありがたいです。
感謝です。お土産買ってきます。

それからちょっとおしゃべりして大学へ。
卒論製本して先生のポストに提出。これでほんとに完了。


そして今日。朝5時に彼女さんからメール。
・・・実は久しぶり(丸二日連絡無かった)。
俺からヤフーカード送っても返事こないしで、
ちょっと「飽きられた?倦怠期?そんな飽きるほど会ってないやん。けどちょっと連絡待った方が良いかな」と不安だった(ここらへん想像力全開)。

・・・ところがお互いに全く勘違いだった。
お互いに送ったつもりのメールが届いてなかった。
これだから大学のサーバーは信頼できんのだ。
(彼女は大学のアカウントを利用。春休みでメンテナンス入ってるのかもしれんな)

彼女は彼女で俺にヤフーカード送ったのに返事が来なくて心配(卒論やばいのか)&寂しい&悲しかった、らしい。
すまん。
しかしお互いここ二日くらい余計な気疲れしてもうた。

明日の夜に電話します。


あと日本を出る前に大文字山に登りたくなって一年ぶりに登山。
・・・体力落ちまくりだ。へこむ。
でもやっぱりあの景色は俺にとって特別だ。
いろんな思い出が錯綜する山。
写真バシャバシャ撮ってきた。
そんでマイナスイオン浴びまくり。
花粉も浴びまくり。やばい。
でも下山寸前に良い出会いもあったし(中年のおっちゃんだけど。俺って声かけやすい顔なんだろうか?)、登って良かった。
卒論終わった終わった。
今日完成版をプリントアウトして先生に渡してほんとに終了。
嬉しい。

でもなんだかんだ言って余裕だった。
毎日4〜5時間は家で寝てたし。


しかし忙しかった(どっちやねん)。
なにしろ初めての海外(恥ずかし。でも4年間クラブで休みなかったし、今年一年はバイトばっかしてしまってたし)。


持ち物の準備もだけど、
国際学生証も作ったし、
トラベラーズチェックも作ったし、
保険も入った。
デジカメのバッテリーもバッチリ(しゃれじゃなく)。
日記用の小さいノートも買った。
それに今後のことも考えて電子辞書も購入(英英辞典付き。かなり高かった・・・もととらな)。
あとは歴史関係の復習(理系のくせにマニア的に極めてた世界史がさっぱりでショックだ。さすがに5年前じゃね・・・)。

でも実はなんだかまだ実感がわかない。
今日21日。
24日に出発するなんて嘘っぽい。
誰かに「行かれへんで」って言われたらすんなり納得してしまいそう。
なんなんやろ。不思議な感じだ。


一昨日のバイトでDTPバイト引退。
引き継ぎも(一応)終了。
半年だったけど良いとこだった。
特に部長は体育会系(マネージャーされてたらしい)で、
なんでか俺は「応えなきゃ!」って燃えてしまってた(ここらへんが体育会系根性だな)。

でも来年はあんな上司についてもらいたいって思う。
シメるとこはシメる。
きちんとさせるとこはほっとかずにきちんとさせる。
大事なこと。


あと今日の夕方でもう一つのバイトも完全引退。
ここのバイトは二年間、ほんとにお世話になった。

おっちゃんには何でも話せたし(そういう「何でも話せる」オーラを持ってる人)、
そのお陰で何回も助けられたと思う。
おばちゃん二人にも可愛がってもらって、
俺にとっては京都のお父さん、お母さん的存在の人たち。

一人暮らしをしてて、実際ああいう家庭的な空気ってかなり貴重だと思う。
人によってそういうのを友達なり恋人なりに求めるんだろうけど、
俺はあの人たちで良かった。

圧倒的に年上だし、ほんとに気持ちの良い人たちだし。
いつまでも元気でいてほしいって思う。
これからも連絡くらいはとっていきたい。


さて、大学行って卒論提出してこよっと。

手直し終了

2002年2月17日
卒論。
後は明日の午後の打ち合わせ次第。
どうかこのまま終われますように。

思ってたより手直しが早く終わって、
今日は久々にのんびりできた。
ふう。

しかしWindows・・・ストレス溜まるなー。
マウスの動きと画面のスクロールが特に嫌い。
来年からあれが仕事で標準となるかと思うとちょっと気が重い。

クラブの先輩(院生)、同期の留年組、いっこ下の四回生で、論文完成祝い(?)をするらしい。
・・・謎すぎる集まり。
早い話、飲みたいだけだろう。ええけど。
火曜日・・・うーん、微妙だ。行けるかな。

でも久しぶりだし顔出すだけでも行こう。
決定。
最近一人で過ごす時間が多すぎて、
ちょっと人恋しいのもあるし。

2つ上のKさんは今の俺が作られるのにかなり影響大きかったと思う。
恐ろしくエネルギッシュな人だ。
あの人とSさんがいたからあのクラブに入ったようなもん。

二人とも頭はきれるし、強いし、おもしろい。
何ごとも常に真剣勝負。
どっからあのバイタリティが湧いてくるのか分からんかった。

俺があの人たちよりしんどい環境にいたことはおそらく無いだろう。

やればなんでもデキる人たち。
下級生時代は正直、人間として勝てる気がしなかった。
あんなかっこいい人間になりたいって思ってた、そんな人たち。


で、今の俺は・・・と考えてみる。
どうなんだろう?
自分を客観的に見ることはできんし分からん。
けど、あの人みたいになりたいっていう明確なモデルは正直なくなったかもな。

でもそれで良いと思う。
俺は俺らしく。
自分が大事だと思うことを大事にして生きていきたい。
妥協せず。
生き抜いてやる。

それくらいの体力と根性は教えてもらったと思う。
・・・なんか会うの楽しみになってきた。


今日は彼女さんの演奏会の日。
練習大変だったみたいだし、うまくいってますように。

早く解放されたい

2002年2月15日
昨日は丸一日研究室で卒論手直し。
うが。
バレンタインなんのその。
近くのコンビニでおまけチョコもらっただけだった(しかも男店員)。
いいもんね。別に。
彼女さんから頂いてたのが冷蔵庫に入ってるし。

生チョコにシャンパンが練ってあるやつで、
おいしい。
箱がまた良い。
彼女が好きそうな綺麗な箱。
夜ゆっくりした時に冷蔵庫から取り出して食べる。
幸せな時間だ。

それはともかく。
今日もバイト・・・早く自由な身になりたいよう。

で、一昨日の彼は辞書を持ってきてた。
俺も改心。
もう採用されちゃってるんだから
3日間で鍛えるだけ鍛えてあげちゃおう、と。
で、千尋の谷に落としつつ蜘蛛の糸も垂らしつつ教えていく・・・まずまず。
良い。飲み込みが良いので教えてて楽しい。

人にもの教えるのなんてクラブ引退して以来だけど、
やっぱり受け手が真剣だと面白いもんだ。
一昨日キレ気味だったことをちょっと反省。
かわいそうだったかも知れんな。

昼休みにヨーロッパ旅行の清算。
航空券代と到着日のホテル代とユーレイルパスの代金。
前金として2万払ってたので16万と少し。
・・・やっぱ合計35〜40くらいかかりそうだな。
出費ついでにデジカメ用にスマートメディアも買ってきた。
これでバシャバシャ撮ってくる予定。

ほとんど準備進んでないけど、
旅行に行く実感だけは湧いてきた。
楽しみだー。
ってもう10日切ってるし。やばいやばい。

親から旅行のために、ということで少し多目にお金を振り込んでもらってた。
非常にありがたい。ほんとに。

・・・実のある旅にしてこないと。

昨日花粉症で病院に行ってふと疑問(もう遅すぎるとか言われた・・・)。
あっちってスギ花粉飛んでるんだろうか?


しかし卒論とバイトが俺を縛りつける。
特に卒論・・・早く解放されたい。切に願う(願ってなんとかなるもんでもないけど)。
先生に22日までオッケーです、って言ったら
ほんとに22日まで拘束するようだ・・・。

怒り

2002年2月13日
・・・初めに言っとくが別に俺はナショナリストではない。
留学生に対して特別な感情なんて全くない。
けども。

むかつきました。
ある留学生。

お前そんなのでバイト応募してくんなっつーの。
はっきり言って戦力として期待してる人に対して失礼極まりない。

・・・今日はバイトの引き継ぎのため、
午後から後任の留学生W君が来るとのことだった。

はっきり言って初めから嫌な予感はしてた。
日本語を流暢に話せる、ということだったが
文字の入力、校正なんてほんとにできるのか?と。

・・・予感的中。
「慎重に」「需要一巡」「新庄」・・・その他もろもろ字が読めない。
読めない、ということはキーボードで入力できない、ということを表わす。
彼なりに努力はしてもムダな入力が増えるだけで、
変換候補の中に目指す文字は現われない。
要するに時間だけが過ぎるというわけだ。
正直まいった。

俺がいちいち教えても良いけど、それは意味がない。
俺はいなくなる人なのだから。
なので必要最小限のことを教えて、あとは無視。
文字入力で困っていようが聞かれるまで教えない。
当たり前。
(しかも今日は社員さんが有給とってて、
俺も初めてやる仕事をしてたからなおさら)

・・・しかし原稿を打つのはもちろん、
校正段階で追加の文章があったりすると再ブレーキ。
話が違うって。

しかもMacはほとんど触ったことないってなー。
つーか学相の募集条件で「Mac、Quark、・・・を使ったDTP」って書いてあっただろ!
Quark触るの初めてってなー・・・本気で言ってるとは思えんかった。
必要条件満たしてないなら応募してくんな。いやほんと。
こっちに迷惑かかるし、彼が応募してきたことで来れなかった人だっているわけだ。

最後は見てられんかったので横取り。
残業2時間もよーせんぞ俺は。

・・・最近不景気で留学生を雇うとこが減ってるらしい。
だからといって手当たり次第的(俺にはそう見える)に応募すんのやめて。
そりゃ自給は良い。破格。
交通費も月1万5000円までオッケー。太っ腹。
けどね。
PhotoShop使えるくらいでなんでもできる気にならんでくれー。

しかも・・・バイト後部長に自分の日本語能力と実際のソフト使用能力の不足を指摘されたからってなー・・・からんでくんなっつーの!
俺はむかついてたけど出来るだけ客観的に事実を言ったの!
ムリなものはムリ。

はー。疲れた。残業いつもの1時間増し。
明後日は朝から相手をせにゃいかんと思うと気が重い。

改めて。
別に俺は留学生に対して特別な感情はない。
もういっこのバイトに来てる2人を「友達」とは言わんけど、
かといって嫌な感情を持って見てるわけじゃない。
(しかし私的な都合で休みまくるのは「またかよ」って思うこともあるな)
要するに普通。何でもないのだ。


けども(声を大にして)。
自分のことで他人に迷惑かけることが分からんような想像力のない奴は、日本人だろうが外国人だろうが嫌いなの!
そんでそれに気付けない奴は嫌いなの!
以上!

今日の日記

2002年2月12日
うが。
寝過ごし。
目覚まし忘れてた。
バイト15分前に起床。ムリ。
寝坊して遅れますって焦りつつ電話する。
初めて遅刻した。
しかも携帯忘れてるし。
ダメ人間いっちょあがり、という感じ。
・・・へこみ。

昨日彼女さんにヤフーのグリーティングカードを泣きながら打ってた俺・・・なんか世界に入ってもうてた。思い出すと恥ずかしい。
別れたわけでもないし、暗雲たれ込めてるわけでもないし、二度と会えないわけでもない。あほや。

ということで一晩あけた今日はすっきり爽快。
・・・風邪で眠い&だるいけどそんだけ。

バイトの残業はお断りして卒論打ち合わせ。
・・・結構つつかれますな。
まあある程度予想してた範囲。
しかし先生に俺の嫌いな人に似てる喋り方されてちょっとむかついてしまった。
・・・闘争心が湧いてきた。
がんばるぜ。
明日から。

今日は風邪で体だるくてダメ。

今日はダメ人間かも

2002年2月11日
朝6時40分起き。
彼女さんが8時40分の新幹線に乗らねばならない・・・。

けどすぐにベッドから動き難い。うう。

でも遅れるわけにいかんのでバスで京都駅へ。
ちょっとダイヤが遅れてた。ラッキー。

俺は入場券を買って、
まさに終電前のシンデレラエクスプレスの世界。
さすがに抱き合ってキスしたりとかはよーせんけど、
出発する新幹線を走って追いかける俺・・・
座席で涙する彼女・・・
心とは逆に二人の距離は離れるのみ・・・

嘘である。俺にそんな芸当はできん。
走るまねはしたけど。
笑ってさよならしたいし。

彼女は倉敷へ。
先輩の実家に3人で泊めてもらって、
翌日4人で直島に行くそうだ。
ちょっとうらやましい。
関東に帰ったら演奏会で、それの練習が忙しいらしいし、
お茶サークルの新歓担当で準備もあるらしいし。
予定がいっぱいみたいだ。

けど俺もその間ヨーロッパに行ってくる。
次に会うときにはお互い話すことがいっぱいありそう。
その時を楽しみに一人の時間を過ごしたい。
・・・と思う。

けど今日はやっぱり二日間の反動が辛い。
一人で動くことなんて普段は全然余裕のはずなのに。
人込みに行くと余計一人を意識してしまうのが自分で分かる。
・・・正直辛かった。
幸せな空気の充満してるデパートの雰囲気が苦痛だったり。

頭ではいろんなこと理解してるつもりだし、
何事も前向きにとらえるのは俺の十八番だ。
けど、ちょっと今日はダメかもしれん。
人寂しい。
・・・こういうときに浮気に走るのかもね。

しかも最近の不摂生がたたってか風邪引いたみたい。
肉体的にもしんどい。
ダブルパンチ。
明日はバイト後に卒論打ち合わせ。
KOされそうなんですけど・・・。

しあわせ

2002年2月10日
昼頃活動開始。

来月の予定のために彼女さんの家の合鍵作ってもらう。
待ち時間に俺が前に住んでた下宿へ。
酔っぱらって鍵なくしたときに入ったという窓を見せてあげる。
二階。深夜二時(くらいだったと思う)。真っ黒の服(だったと思う)。
・・・明らかに盗人。やばすぎ。

俺も久しぶりに見たけど、一階はテナントが入ってるので二階とはいえかなり高い。
足滑らしてたらどうなってたんだろうか。
つーか誰か友達頼れよ。
・・・酔っ払い恐るべし。いやほんと。

ともかく、合鍵頂きました。
これで突然部屋に行って驚かすことも可能(せんけど)。

朝昼兼用ご飯はパンを買って、スタバでコーヒーを買って外で食べる。
・・・寒い。凍えそう。

で、彼女の新幹線チケットのために京都駅経由で大山崎へ。
アサヒビールの山荘美術館。
二年前に一度来た。
あのころは建築家になりたくていろんなとこ行ったな・・・夢は変わったけど。
相変わらず良い雰囲気。
寒いけどひたすら素敵。ほんと良いところだ。
彼女も気に入ったみたい。
そりゃそうでしょ。読み通り。
一緒に来れて良かった。

帰りは阪急で烏丸まで。
新風館へ。
バイトの昼休みに暇つぶしがてらよく行くのだ。
雰囲気良いお店がいっぱいあって良い。
服屋さんはもちろん雑貨屋さんもセンス良い。原色使いの建築はともかく、俺の好きな場所だ。
そういや初めてレディースものばっかりのお店に入った。
男一人で行くわけ無いし、女の子と一緒とはいえ緊張してしまう(緊張してばっかりだな・・・)。
でも女の子の服っていろいろあって楽しそう。良いね。

行ってみたかった三階の和食屋さんでご飯。
カボチャのサラダと生春巻きと小さい鍋。
ほんとおいしい。
お店の雰囲気も静かで良いし。
店員さんもよく気が付く人ばっかりだし。
良いよkilala(だったっけ?)。また行きたい。

帰宅。翌朝早いんだからゆっくり寝かしてあげるのが優しさなのかもしれんけど・・・ムリだった。ごめんなさい。

痛感・・・所詮俺も俗物です。

またやってもうた

2002年2月9日
8日は朝からバイト。
ねむひ。けど解放感で気分は上々。

・・・ふと思い出す。
ガーン。
仮提出とはいえ、結論書いてないかも・・・というか書いた覚えがないので書かれてるわけない。
あほや。
さすが俺。
またやってもうた。
隠れボケキャラぶり全開(完璧そうに見えて実は・・・というこのへんが俺のチャームポイントらしいけど、俺はチャーミングじゃなくて全然構わんから卒論に結論くらいきちんとつけたい・・・泣)。

でも気付いたのバイト中。
動けず。
まあ火曜日に気付いたことにしよ。
結論つっても5行くらいしか書きようがないんだし。
・・・とは言えちょっとへこみ。

ともかく。
9日は彼女さんと一か月ぶりの再会。
お互いよく我慢したわ。
しかし今回は明後日もしあさっても一緒。
いいねえ。

ちなみにお昼ご飯をクラブの同期一人と一緒に食べる予定。
来月の温泉でみんなと初対面、という状態はいくら同期の奴らが良い奴らでも彼女にとってかわいそうな気がしてきたので。
セッティングした。
ちなみに同期の子には彼女が来ることは行ってない。
ふっふっふ・・・びびるだろうな。

とりあえず部屋の掃除は完了。洗濯も終了。
明日は朝早い。
もう寝よっと。いいかげんまじで眠い。


で、9日朝。
7時にTELあり。
今からバスに乗るとのこと。
結果的にモーニングコール。
急いで準備してバス停に迎えにいく。
・・・で、一か月ぶりの再会。
はー。長かった。

とりあえず家に行って一息して朝ご飯買いにいく。
パンと牛乳と卵は冷蔵庫にいつも置いとくはずが、
最近は不摂生だったので牛乳しかなくて・・・。

近所のドンクへ。
なんかパン食べるの久しぶりらしい。
炭水化物をできるだけ取らないようにしてるとか。
そんなんで体脂肪が変わるとは俺には思えんのだが・・・。
あえて言わんけど。

大学の研究室へ(謎)。
理系の研究室のくせにだれもいない(卒論大丈夫なのかS君?)。
・・・パンおいしい。
いっつも食パンくらいしか食べてないからちょっと感動的だった。

同期の奴との約束時間までいろいろ話す。

で、約束してたお店へ。
・・・なぜか俺が緊張してしまう。なんとなくだけど。
結局ちょーとMが来てくれた。
それとなく彼女さんが来ることはほのめかしてたけど「やっぱり」ってなによ?
どうやら完全に読まれてたらしい。

二人とも同郷で高校3年間おんなじクラス。
で、大学でも4年間おんなじクラブ・・・こいい。
久々ということもあって楽しくご飯。

二人と別れてから彼女さんに聞いても話しやすかったとのことで一安心。
これで来月の温泉行きも安心だ。
初対面が5人から3人になったわけだし。

龍安寺へGO。
建築屋としては俺も一度行ってみたかったのだ。
でも土曜日とあって観光客いっぱい。
おっちゃんたち・・・うるさいっての。
ちょっと残念。
例の有名な「吾唯知足」も見てくる。
あの水戸黄門さまが寄進しただそうだ。

・・・要するに無いものばっかり見て欲しがるのでなくて、「今あるもの」「当たり前になってること」のありがたさに気付きなさい、満足しなさい、ということであろう。・・・ふむ。なるへそ。

予約してた時間より早いものの、
電話したらオッケーらしいので晩ご飯。

・・・フランス料理なんてほんと久しぶり(二年ぶりくらい)。
小市民なので緊張してしまう。
でもお客さんあんまりいなくてラッキー。
料理もおいしいし。
ゆっくり時間かけてご飯食べるのなんて久しぶり。
・・・が、おばちゃんグループ二組が入ってきてから雰囲気激変。
・・・それまでの声の大きさじゃ会話が成立しなくなってもうた。
・・・うるさいって。
お店の雰囲気を考えてよ。まじで。
どこのスーパーの野菜が新鮮で安いかなんて
よそで話せっちゅうに。
もうデザートだったからまだ助かったけど、
予定通りの時間に行ってたらと思うと・・・恐るべし。日本のおばちゃん。
いつかこの可愛い彼女さんもああなるのだろうか、いやならない(希望的観測)と一人考える。

家へ帰宅。アルバムを見せることに。
・・・恥ずかしすぎ。死ぬ。
中学生の自分なんていう恐ろしいものを見られる23男の胸中やいかに。
叫びながら部屋から逃げ出す寸前。
やめて。お願い。

そして就寝(まあそれなりにね)。
けどいっつも寝る前に想う人が隣にいてくれて、
かなり幸せ。参ってしまう。
深夜2時。草木は眠ろうが俺は起きてる。
・・・でも。

やっと終わった!完了!終了!
帰ってやる。寝てやる。

はー。しんどかった。
レイアウトへぼへぼ。手直しあるな。確実に。
うう(ちょっと悲しい)。
まあでも本提出は22日だし。
仮提出でここまでの完成度なら結構いいんじゃないだろうか(自画自賛)。

けどこれで火曜の夕方までフリーなわけだ!
うれしーなーっと。
明後日からは彼女さんもやってくるし。
楽しみな三連休。
いえい。
彼女のリクエストにて大山崎山荘美術館と竜安寺がとりあえず確定。
他は・・・明日考えよ。

あ、新風館も良いかもな。
まあいいや。明日ちゃんと考えよう。
明日・・・朝からバイトや。ははは。
居眠りせんようにせな。
でもさすがに残業は断ろう。


今日の晩飯:アーモンドチョコ(130%に増量中)、ガム(ブラックブラック)、生茶(ペット1リットル)。・・・以上。
飯か?

もうちょいまともなもん食おう。

疲れた。
・・・けども。
3回生の11月。代交代前のミーティングその他もろもろ。
「あの頃」のほうがはるかに、問題にならんくらいしんどかった。
こんなん(卒論)まだまだ余裕とか思える俺って問題ありかも。
我ながら追いつめられると強い。
そしてそんな状況は嫌いじゃない(マゾだな)。

でももうかえろーっと。
・・・ところで同僚のS君はどうなってるんだろ?

頑張れ俺

2002年2月7日
うう。卒論早く終わらせたい。
明日仮提出。
けど明日は朝から夕方までバイト。
なのでバイトに行くまでに提出なのだ。

昨日(今日だったか)家に帰る時の予想
・・・明日の夕方には終われそうだな。なんだかんだいって余裕だ。


・・・2時くらいにはなんとかしたい。


今朝、偶然廊下で先生に出会ってしまった。
つい質問した俺が悪かったのだ。
詳しいほうが良い、ということで文章大幅に増やすこと決定です。はい。

はー。でもあとちょっと。
あと一つ実験結果をまとめれば、あとはグラフをバンバンプリントアウトすりゃ終わるのだ。
頑張れ俺。

別に普通に寝てるし、そんなにしんどい訳ないはずなんだけど、
一日中おんなじ部屋にいて、おんなじ椅子に座ってずっとパソコン打ってると結構くる。
しんどい。
誰もおらへんし。孤独(嫌いじゃないけど)。

・・・もう研究室で食べるコンビニご飯嫌い。
まずい。おいしくない。

はー。やろっと。

今日も休憩中

2002年2月6日
卒論煮詰まりつつも結局5時間は寝てる。
「普通」を維持するにはこれぐらいが適当かな、と思う。
ぼーっとして大きなミスをするでもなく、調子良い。

今日はバイト先の会社で説明会やってた。
部署の隣の会議室だったし、ちょっとだけ気になる。
そういやそんな時期だっけ・・・と一瞬思いつつも、
去年のこの時期、何してたか思い出せない(たぶんバイトばっかりだろう)。

初めてセミナー(第一志望の会社)に参加したのが春分の日。
毎年その日にやるOB会に遅れていったから間違いない。
・・・理系とはいえ動くの遅すぎ。

ところが、あれよあれよという間にあっさり3週間で活動終了してしまった。
他の会社は行ってない(院生優先、ということで推薦状もらえんくて受けられんかった会社はあったけど)。
・・・あなおそろし。
我ながらこのあたりの切り捨て方はすげえ(というか恐ろしい)。

他の会社もみて損はないだろ、という心の声も一応聞こえた。
けどセミナー、現場見学、2回の面接を通しての会社の印象が良くて。
人事部の世話役の人、現場の人、面接官やってた上役の人、それぞれ何かしら雰囲気を持ってて。
あ、この人たちの下ならええかも・・・と思わせてくれる、そういう人たち。
逆にそう思えない会社だったら行く気はなかった。
そんなとこにいても自分にとってプラスに働かんと思うし。


クラブの機関紙の広告とりなんてことやってたおかげで会社のどんなとこをみるか、みたいなもんがちょっと分かった(つもり)。

大事なのは受付嬢と人事部の人。

・・・受付嬢は嘘だけど。
でもまあ儲かってない会社には絶対いないよな。
いくら入ってるビルが立派でも、
最近は電話がちょこんとおいてあったりとかありがち。
なのでたまに受付嬢(しかも綺麗な)が二人とかいると正直驚く。
お、今時こんなとこに金出す余裕があるんや、と。
だったら広告くれ、と(そんなに甘くなかったけど)。

んで本命の人事部。
こっちにとっては会社の顔。
そういうとこで大したことなさそうな人が出てくる会社はダメ。
暗い顔でうつむきがちにボソボソと話したりとか、
1対1で話してて目を合わさんかったりとか、
名刺みたら・・・それで課長かよ、とか・・・
役所臭ただよう会社はそんなのが多かったような気がするな。
たぶん会社にいても面白くないんだろうなーと思う。
そんなとこ行きたくない。給料高くても嫌。

中で働いてる人に魅力を感じるか否か。
これが大事なこと。
結局最後に人を繋ぎ止めるのは人でしかないからだ。
「この人たちと一緒にやりたい」と思えんかったらやっぱり仕事はしんどくなるもんだし。


・・・と思って他に受けても行く気ないし時間のムダ、ということでスーツを封印した。


はー。長い。休憩終了。
今日明日が勝負。

休憩中

2002年2月4日
今日は卒論提出日。
俺の卒論はまだまだまだまだ・・・
けど適当な紙切れ入れた封筒を事務室に提出。
これで事務的には「卒論提出済み」となるようだ。
後日担当先生のところに届けられて、再び俺のもとに帰ってくるらしい。

・・・ん?
ってことは卒論完成せんでも良いってこと?
実は先生さえ許せばそういうこともありらしい。
さすが。
このテキトーさ、さすがだ。
うちの大学っぽさ爆発。

昨日の深夜、無精ヒゲはやしたやつれ気味のS君(クラブは違うけど結構知ってる。体育会系は同僚意識が強いのだ。彼も同じ留年組だがやってることが違うので今日が本締め切りらしかった)に廊下で出会った時に教えてもらった。
・・・知らなきゃ良かった。
自称完璧主義者の俺としてはもちろんやるけどね。
「ほどほどに頑張る」決意。

はー。今朝は起きたら鼻血が出てた。
シーツに一滴の血痕が・・・まいった。
疲れてるのだろうか。
あるいは深夜モリモリ食べてしまったガーナチョコ(ついつい・・・)のせいか?

固まってしまうとどうにもならんので、
顔洗ってから急いで掃除しつつ「ほんまもん」を観ながら朝ご飯の準備もする俺。偉い。

ちなみに「ほんまもん」は彼女さんが観てるから、という理由で俺も観始めたが微妙(ドラマの話なんて向こうからも俺からもしないけど)。
人生、あんなに波瀾万丈ハッピーエンドじゃない。
あんな簡単に人の気持ちは変わらない。
あんなに「良い人」でいられない。
・・・ひねくれてる俺には感動はムリ。
突っ込みどころ満載。


コーヒー飲んでから大学へ。
とりあえずクラブの同期の掲示板を見る。
3月に箱根にいく計画が固まってきた。
ネットってほんとに便利。
昔だったら電話とかで都合の良い日を調整せなあかんかったわけだし。
・・・考えるだけでもめんどくさい。
幹事なんてやっとれんな。

横浜で働いてる奴の会社が法人契約してるとかで、
素泊まりなら一泊4000円らしい。安い。
結局彼女さんも予定が空いてて参加決定。
俺の同期に会うのが楽しみらしい。
同期の奴らも会うのが「かなり」楽しみらしい。
が、俺はなんとなく恐ろしかったり。
俺の失敗の数々を知り尽くしてる奴らが何を吹き込むか予想がつかんのだ。

知られて困るようなことはやった記憶が無いけど(酒で一部記憶が無いときは知らんけどね)、
「いろいろ準備していこ」なんて言われたら身構えてしまうやん。

ヨーロッパで見に行きたい建築も調べる。
ありきたりなのはガイドブックでなんとかなるとしても、
新しい建築は調べていかな、
ということでまずはウィーンのガスタンク再生建築。

4つ連なったレンガ製の円柱ガスタンクの外壁をそのままに、内部に新しい機能を盛り込もう、というものだ。
それぞれ4人の建築家が担当したらしいが、
ショッピングモール、単身者(だったっけ)用住居、学生用住居、劇場なんかが盛り込まれてるらしい。

俺はこういうの大好き。
街の風景とか財産みたいなのになってる建築を、
古くなったから壊して新しいの建てる、っていうのはもったいないと思う。
(もちろんそれなりの価値をまとった建築に限ってだけど)
それを背景に育まれてきた人の想い出とか記憶とか、
そういう無形のものにこそ真理みたいなものが潜んでいそうで、
俺はそういうものを大事にして生きていたいと思う。

さらに、そういうのが自然に出来ちゃう文化にも憧れる。
・・・日本は貧困よね。
あー。早くヨーロッパ行きてー。


・・・その前に卒論なんだよね。
最近日記の締めが卒論のことばっかりっぽい。
でもガマン。
休憩終了。

背徳感

2002年2月3日
今日は朝からバイト。疲れた。

で、卒論のために夕方に早抜けさしてもらう。
代わりに入ってくれたSくんさんきゅう。

そんで来週彼女さんと行くお店を予約(忘れてた・・・危ない)。
うちの大学の時計台を作った時に、
余ったレンガを買い取ってかなんかして作ったとかいう建物。
ちっさいけど雰囲気よさそうなお店。
前から気になってたのだ。


大学へ。
・・・おぉ!(新鮮な驚き)
エクセルで作ったグラフってイラストレータに取り込めるんだな(Mac使いとしては出来ると思ってなかった)。
・・・バージョン同じだし、これで大学で卒論進める理由がなくなった。
家へ。

でもちょっと計算外。
winではパスで出力できたのに、Macでは画像としてしか出力できんみたい。
うう。敗北感・・・。
まあ卒論的にはたいした違いがないのでよし、とする。


今晩は一週間ぶりの電話の日。
この前見たプロジェクトXの東京タワーの話とか(建築屋に働くものとしてはね・・・あれは感動的だった)いろいろ話す。
1時間半話しても600円!
安い。フュージョンありがとう。

それはともかく3月24日からしばらく居候させてもらうこと決定。
あっさり決めてしまったけど良いのだろうか。
・・・お父さん、お母さん(彼女のね)ごめんなさい。

会社の寮は28日に入寮することが決められてる。
で、当然それまで今の部屋にいるつもりだったのに、月末の7日前までに出ていけとのこと。
なので24日から27日の夜まで泊まるとこ決めないと、ということだったのだ。

実家に帰れっちゅうに。
・・・お父さん、お母さん(自分の)ごめんなさい。

でもなー。
遠距離。
それに俺が働きはじめると今より会えなくなると思うし。
まあえっか。
ということにする。確定。

それに関東の友だちにも会えるし(付け足しのように)。

疲労と鼻血の関係

2002年2月1日
昨日から寒い。
けど寒いの好き。
凛とした空気が気持ち良い。
チャリに乗ってると「さむっ」とか思いながらも顔が嬉しくてほころんでしまう(ニヤニヤしてると怪しすぎるので要注意だが)。

それにしても、ねむい。
カフェインの効きも悪いし。
体だるいよー。
今朝、顔洗ったらついに鼻血が出てしまった。
・・・親しい奴はほとんど知ってることだが俺の鼻血は疲労度のバロメータである(便利だねーって羨ましがられる)。

肉体的疲労が溜まってくるとこうなのだ。
顔洗ったら、はなぢ。
シャワー浴びたら、はなぢ。
さらにひどくなると飯食いながら、はなぢ。
もっとひどくなると、寝てる間に、はなぢ。
血で枕を濡らす俺って一体・・・。

クラブの合宿では三日目くらいからヤバくなってた。
練習中にいつの間にか(本人気付いてなかったりしてたし。ホラーだ)・・・サボれたけどね。

というわけでそこまでいかないように
今日は早く寝る予定。
明日も朝からバイトだし。

俺はこんなんで4月から大丈夫なのだろうか?
ちと不安っす。


なんだかんだ忙しいくせに
彼女さんが来るまでにいろいろ準備してる。
なにしろ俺の部屋は引っ越してから三年間で親も含めて延べ三人しか足を踏み入れてない秘境。
・・・別に散らかってるわけではない。
というか整理はかなりしてる(つもり)。
ただ、誰も入れたくないのだ。
自分のテリトリーに人を入れたくない、というか、もっと言えば汚されるのが嫌。
生理的なもんなので仕方ない、と思う。
(人の家に行って散らかってるのは全然平気)

というわけでスリッパ、バスタオルは一人分しかないので買い足し。
あとその他・・・いろいろね。

ともかくそれが忙しさに輪をかけてるわけだ。
バイトの昼休みにあちこち走りまわってるし。
しんどいって。
・・・けど楽しみ。ほんとに。
二日間も一緒にいられるなんて。
ふふふん。

あと旅行会社からTELあり。
日程に変更ないか最終確認。
卒論が頭をよぎって一瞬弱気になるも、
予定通りでお願いする。
絶対行ってやるからな。

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